社内でパワーハラスメント研修を実施しました
先日、全社員を対象としたパワーハラスメント研修を実施しました。今回は外部から専門の講師をお招きし、パワハラに対する正しい理解と、未然に防ぐための心構えを学ぶ貴重な機会となりました。
研修では、パワハラの定義や種類、具体的な事例について詳しい解説がありました。
なかでも私が特に印象に残ったのは、「パワハラは上司から部下に限らず、後輩から先輩に対しても成立することがある」という点でした。
これまでの固定観念がくつがえされるような気づきで、立場に関係なく相手との関係性や受け取り方を大切にする必要があると実感しました。
参加した社員からは、「受け手がパワハラと感じれば、本人に自覚がなくてもパワハラになる」「指導をする際には、語尾を柔らかくするなど言い方に配慮が必要」といった感想が寄せられました。また、「自身の態度が、周囲に不快感を与えていないか振り返ることが大切」という声もあり、日頃の言動を見直すきっかけになった様子です。
さらに、「自分の価値観を相手に押し付けるのではなく、共通のルールとして運用する姿勢が必要」「無視や黙って距離を置くこともハラスメントになる可能性がある」といった意見もあり、さまざまな視点からハラスメントを捉えることができました。
▼ 研修中の様子
この研修を通じて、私たち一人ひとりができることから行動を見直し、ハラスメントのない職場づくりに努めることの大切さを再確認しました。今後も継続的にこうした取り組みを行い、安心して働ける環境づくりを目指してまいります。
筆者:T